外壁塗装の消費者トラブルが増加しています。
2023年7月12日
2022年の訪問販売によるリフォーム工事のトラブルは、なんと1万件以上。
国民消費差センターによると2019年から3年で25%も増加しています。
トラブルの内容は、外壁塗装や屋根の修理に関するものが多く、同業界の私たちもとても恥ずかしいです。
その手口というのが、「近くで工事をしていてお宅の屋根をみたら、おかしなところがあるから直したほうがいい。」と言って必要のない工事を無理やり契約させたりするもので、解約に応じなかったりと悪質なものが多い。
もしも、突然来た訪問業者に屋根が壊れているなどと言われても絶対に屋根に上らせてはいけません。
実際に、あんしんりふぉーむの既存のお客様の家にも同じ手口でおかしな業者が来ています。
焼津市、藤枝市、島田市、吉田町、牧之原市と近隣の市町のお客様から「飛び込み業者から屋根が変だから直したほうがいい」と言われたから見に来てほしいというご依頼を月に数件頂いています。
現地に伺って屋根を見ても、おかしな場所はなく、悪質業者の訪問だったというケースばかりです。
また、警察によると留守を狙った空き巣が、不在か在宅か確認する為にインターホンを鳴らして、人が出てくれば訪問販売の振りをすると言ったケースもあるそうです。
悪質リフォーム業者を見極めるために注意すべき点
悪質な業者の被害にあわない為に以下の事に注意しましょう。
・見知らぬ業者を家に上げない、屋根に上らせない。
・かならず他の会社と比較し検討する。
・知人・友人・家族などに相談する。
・会社の所在地を確認する。ホームページや現地の建物の確認をする。特に他県に本社がある会社は注意。
適切な工事、適正な金額で外壁塗装やリフォームをするためには、良い業者を見極めるポイントを知る事や、正しい工事の基本的なことを知っている必要があります。
なにもわからないままで外壁塗装やリフォームを契約するのは、初めて作る料理をレシピなしで作るようなもので、何が出来上がるか予想もつきません。
ご自宅という資産を守るためにも、費用を無駄にしない為にも、必ず複数社の話を聞いてよく検討して業者選びをしましょう。