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外壁塗装コラム

あんしんりふぉーむ

外壁のひび割れの正しい補修方法

2022年10月12日

ひび割れた外壁

外壁のひび割れも目につくようになってきて、そろそろうちも外壁塗装リフォームをした方がいいのかな?と、ひび割れをきっかけに外壁塗装リフォームが気になり始める方も多いのではないでしょうか。

外壁のひび割れは、放っておけば雨漏りや家を傷める原因になってしまいます。

大きなひび割れには応急処置をしておくか、塗装をする時に一緒にしっかりと補修してもらえば安心です。

ひび割れは気になるけど、家の塗装まではちょっと手が出ないなぁという方、外壁塗装リフォームの時にひび割れもしっかりと補修したい方のために、今回はひび割れの正しい補修方法と自分でやる応急処置の注意点をお伝えしたいと思います。

1.外壁のひび割れ正しい直し方ってどんなの?どうやってなおすの?

外壁のひび割れは、割れの大きさによって補修方法が変わります。

髪の毛くらいのひび割れ(ヘアークラック)は、外壁の塗装をする時の下塗り塗料で十分に補修が可能です。

ヘアークラック

ヘアークラック

0.3mm以上のひび割れの場合は、一般的な補修方法はVカットまたはUカットです。Vカットはひび割れている所をV字にカットしていく方法で、UカットはU字にカットしていく方法です。

Uカット

ひび割れ0.3mm

はじめに、ひび割れに沿って溝を作っていきます。

写真はUカットです。

Uカット

Uカット

溝をブラシ等でほこりをきれいに掃除してから、溝に専用のプライマー(接着剤)を塗ります。

プライマー塗布

プライマー塗布

シーリング材を入れ、ヘラ等で押し込みます。

シーリング材充填

シーリング材充填

この時は外壁がモルタルでしたので、シーリング材のあとモルタルで埋め戻して表面を周囲となじませました。

モルタル

モルタルで仕上げる

シーリング材は、ノンブリードタイプの変成シリコンかウレタンを使用します。

ノンブリードタイプというのは、ブリード現象という油じみのようなものが発生しないシーリング材のことです。

ブリード現象が発生したシーリング

ブリード現象が発生したシーリング

ノンブリードタイプではないシーリング材は、シーリング材に含まれる可塑剤という成分が経年劣化で染み出してしまい、写真のような変色が出てしまいます。

ひび割れはこの様にして補修をするのが住宅においては一般的な方法です。

2.ひび割れの原因

ひび割れした壁

ひび割れした壁

家の外壁にひび割れが発生する原因は大きく分けて、外壁材の乾燥・劣化収縮と建物の揺れによるものです。

外壁材の収縮は乾燥と経年劣化によって発生します。外壁は、昼は日光によって温められて膨張し、夜になれば冷えて収縮するという事を常に繰り返しているため、長い年月をかけて劣化してひび割れを発生させます。最初は目につかないようなひび割れも、割れたところから水が侵入して、乾燥する事を繰り返しているうちに徐々に大きく長いひび割れに成長していきます。

次に、建物の揺れによるひび割れです。地震の時はもちろんですが強風や台風などでも家は揺れています。揺れた衝撃や、歪みは外壁材の弱い部分へ逃げるためひび割れが発生します。

そして建物が揺れる時に、開口部分や接合部分には負荷がかかるため、窓サッシの周りからひび割れができやすかったり、継ぎ目、釘を打ってある場所にひび割れが発生するのはそのためです。

新築時からの施工の不具合が原因の場合や、地盤沈下が原因の場合もありますので、ひび割れは早めに正しく対処することが大切です。

3.ひび割れを放っておいてはいけない理由

外壁のひび割れは、雨漏りの原因になり、壁の内部を腐らせる原因になります。

すべてのひび割れが雨漏りの原因になる訳ではありませんが、外見だけではそれが判断できないというのが実際のところです。

幅が0.3mm以上、深さ0.4mm以上のひび割れは、建物の内側に水が侵入している可能性があるので早めに補修する必要があります。

外壁の内側には防水シートが貼ってありますが、防水シートは一時的に雨水から建物を守ってくれるものです。

100%水を中に入れないというものではありませんので、いずれ雨水は内部へ侵入して断熱材や木部に浸透して腐らせていきます。

水が入ってしまった壁内

水が入ってしまった壁内

壁の中では何が起きているのかはわからないため、雨漏りとなって部屋に出てきたときには壁の中が腐っているという事も少なくありません。

ひび割れそのものが直接的に雨漏りの原因になっていない場合でも、外壁が劣化しているサインですので、そのままにせず専門の人に診断をしてもらった方が安心です。

4.自分でひび割れを直すときの注意点

細かいひび割れなら、DIYで応急処置をしておくことも外壁を長持ちさせるためには良い事です。

0.3mm以下のひび割れは、シーリング材をホームセンターで買ってきて少量をひび割れに刷り込むようにしてひび割れに詰めていきます。

この時使用するシーリング材選びには注意が必要です。あとから塗装する場所には、変成シリコンやウレタン系のノンブリードタイプのシーリング材を使用しましょう。

シリコンシーリングは安くて、プライマー(接着剤のようなもの)が必要ないため、DIYには向いていますが、シリコンシーリングの上には塗装をすることが出来ません。

塗ってもすぐに剥がれてしまうため、後から塗装をする時に全て撤去しなければなりません。きれいに全部とれるとは限りませんのでシリコンシーリングは使用しないようにしましょう。

外壁のひび割れている部分が0.3mm以上幅がある場合は、DIYはあきらめてしっかりプロに直してもらう事をおすすめします。

5.まとめ

外壁の劣化は新築時から確実に進み、年数が経てば経つほど劣化の進度も早くなっていきます。

細かいひび割れもやがて大きく成長してしまいます。ひび割れがある場合は外壁の状態を定期的に専門の人に診てもらいましょう。

正しくメンテナンスをして家を長持ちさせる役に立てていただければ嬉しいです。

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記事作成者 
株式会社あんしんりふぉーむ
飯島伸之

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