シーリングの打ち替えを行いました
2017年10月27日
吉田町のシーリング打ち替えのお客様の現場です。
今回、定期点検時にシーリングの切れを発見した為、補修を行いました。
どのような工程で行っているかを知って頂ければと思います。
今月は雨の多い日が続いていますので、降らない時間帯に施工を行いました。
1)施工前の写真です。シーリングの切れがわかります。
名刺等を隙間に入れると切れているのがわかります。
2)シーリング部を切っていきます。
サイディングを傷つけずに切って行く為、また、シーリングの残りが無いようにするので、この作業が一番時間が掛かります。
3)ハットジョイナー(シーリングを切ると見える部分。カット正面部)が樹脂製です。
シーリングが接着しにくい素材ですが、今回付いてしまっています。
これが今回の切れの原因となります。
通常、サイディングとサイディングの間の2面接着ですが、ハットジョイナーにも接着している為に、3面接着になっていました。
3面接着ですとシーリングに掛かる、引っ張る力、押される力が複雑になりシーリングの切れの原因となります。
ですので今回、ハットジョイナーにボンドブレイカー(シーリングが接着しない素材のテープ)を貼ります。
これで3面接着は防げます。
4)シーリングが余分な所に付かないように、マスキングテープを貼ります。
貼っておけば綺麗に仕上がります。
5)サイディングの小口にプライマー(接着強化剤)を塗布します。
プライマーを塗布することで接着強化とサイディングからのブリード(ゴムを柔らかくする成分が滲み出してしまう事)を防ぐ役割もしてくれます。
6)シーリングの施工を行います。
サイディングの目地に入れていきます。
7)このままでは凸凹なので、ヘラで均していきます。
ここが仕上がりの大事な所です。
8)マスキングテープを取って、シーリングの施工は完了です。
何とか綺麗に仕上がりました。
9)後日、シール部分の塗装を行い完了です。
1人での作業の為、作業中の写真は撮影できないのが残念です。
が、綺麗になった外壁(シーリング)を見てお客様も喜んでいましたので、こちらも嬉しいです。
田中
住所: | 吉田町 |
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