外壁の補修を行いました【アフターメンテナンス】
2018年4月13日
お客様より、連絡頂き確認すると外壁の剥離がありました。よく見てみると元々のサイディング(塗装前)の塗膜も剥離していました。今回の補修では、下塗りを変えて作業を行いました。
まず、見えない剥離もある為、ケレンします。
思ったよりも広範囲に剥離が見られました。サイディングの素地に触ってみると・・・湿っていた為、後日に補修を行う事としました。
3日後にお伺いしました。
サイディングの素地も乾燥していたので補修ができます。
下塗りは日本ペイントの「ファイン浸透シーラー」を使用しました。その名の通り、サイディングの素地に浸透して下地を調整できるのでこのような状況では便利な下塗り材です。
写真の中央より左は施工中、右は施工前となります。艶感が出るまで重ねて行く為、計3回施工しました。
下塗りの後に上塗りの1回目です。
サイディングの素地が黒っぽい為、1回目は表面に塗膜が乗るように施工しています。透けて見えます。
上塗り2回目です。
透けて見えることが無く施工できました。今回、外壁と同色の色が弊社になく、近い色のサンプルがあり、それを使用して調色(色を作成)している為、わずかに違いが(少し暗い)出てしまいました。
今回、サイディングの基材の元々の塗装膜からの剥離がありましたので、塗装がはがれてきたのはサイディングが湿っていたことが原因と考えられます。
なぜ、サイディングが湿っていたのでしょう?
サイディングが湿っていた原因として考えられる可能性は、構造の問題や結露等が考えられますが、はっきりと確定はできませんでした。ですが、1つずつ考えられる原因を消していき、本来の原因を特定してゆきます。
田中
住所: | 牧之原市 |
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建築年: | 1994年 |
備考: | 築24年 屋根:カラーベスト 外壁:サイディング |