家の周りの植物と外壁について
2017年10月20日
今回はちょっとした豆知識風に行いたいと思います。
焼津市のお客様宅へ点検で伺いしていると、蔦が壁に上ってしまっていることがしばしばあります。
樹木や花など家の周りにあるお宅も多いとは思いますが、少し注意して頂きたい点があります。
どうしても植物は成長しますので、枝や葉が外壁に触れてしまいます。
そのままですと風で揺らされ外壁に擦ってしまいます。
そして塗装が傷ついてしまいます。
また、蔦(つた)が伸びてしまうと外壁にくっついてしまい、取れなくなってしまいます。
秋になりましたので、お家の周りを1周して確認して頂き、剪定等行って頂ければと思います。
ここは、戸袋ですが、枝が触れているのがわかります。
塗膜に傷→塗膜の剥離→下塗りの剥離→外壁材に傷…と悪循環になってしまいます。
外壁に蔦が伸びてしまった所です。
普通に取ろうとしても付いた跡が残ってしまいます。
また、きれいに取ることは難しいです。
原理としては粘着性の物質を出してくっつくのですが、瞬間接着剤のようにがっちりと付いてしまいます。
その部分だけは取りきれません。
皮すき等でも外壁に傷がついてしまう事と、バーナーで焼いても外壁を痛める可能性があります。
塗装前の点検や塗装後の点検などで発見して、お客様にお伝えすることができます。
日頃の維持、管理が大事ですのでお庭や家の周りの確認をお願い致します。
住所: | 焼津市 |
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建築メーカー: | 工務店 |
建築年: | 1987年 |
備考: | 築30年 屋根:セメント瓦 外壁:サイディング |