屋根の塗装には大きく分けて五つの工程があります

2017年11月30日

あんしんりふぉーむ、工事部の原田です。
今回は屋根塗装の紹介です。屋根の塗装には大きく分けて五つの工程があります。

こちらの現場は藤枝市にある外壁屋根をガイナで塗装する現場です。
最初に高圧洗浄です。コケや藻などの汚れを落とします。

弊社では、バイオ洗浄で汚れや菌類を浮かせて、汚れを落としやすくした後に高圧洗浄をします。
女性のお化粧前の洗顔のようなものです。きれいに洗うと塗装の乗りも良くなります。

洗浄後、乾燥させてから下塗りのシーラーを塗布します。

シーラー乾燥後、上塗り材のガイナ塗材の一回目を塗布します。

次に仕上げの、ガイナ塗材二回目を塗布します。

最後に縁切り部材のタスペーサーを取り付けます。

以上が屋根塗装の工程になります。

塗装はよく女性の化粧に例えられ、似た部分が多々あります。
化粧の場合は年齢やお肌の状態に合わせた、基礎化粧品を使用してメイクの下地を作るように、塗装の場合は外壁の種類や状態に合わせた下塗り塗料を使用して、下地材と塗料の密着を良くする為に下塗り塗料を塗装します。

今回は、下塗り塗料のシーラーを塗装した後に、中塗り、上塗りで断熱塗料のガイナを塗装しています。
そして最後に、縁切り部材のタスペーサーを取り付けました。
タスペーサーはカラーベストの縁切りが必要な場合に使用します。
カラーベストは縁切りをしっかりと行わないと、カラーベストとルーフィングの間に水が入ったり、結露により水分が溜まると雨漏りや腐りの原因になるため重要になります。
当然費用も、その分増えてしまいますが、予測される事態を未然に防ぐ為には必要な作業になります。

その場さえよければ、費用を抑えるために縁切りをしないという考え方もあるのかもしれませんが、お客様のためにはなりません。
家はお客様の生活であり財産ですので、安心して長く暮らせる工事を行います。