雨樋補修
2018年4月4日
焼津市の現場です。古くなった雨樋が強風で割れてしまったので修理致しました。雨樋は塩ビ製品なので強度も有りますので、なかなか破損しにくいのですが、良く見受けられるのは下屋根のはい樋が吹っ飛んでいるケースが非常に多いですね。何故多いのかと言いますと下屋根にはっている樋は、接合部の接着剤と、瓦屋根に付いている銅線で固定していますが、強風で樋がガタガタ踊りだし縛り付けてある銅線が悲鳴を上げてプツンと切れてしまうのです。1か所切れてしまうと、他の銅線にしわよせがいくので、順番に切れて、接合部が折れてしまうケースが大半です。瓦の銅線は瓦の下に有る胴縁に釘頭に銅線を留め付けて縛るのが確実ですが、その様な事までしなくても、長いビスか釘を瓦下に挟むだけでも十分固定できます。瓦がビスを挟みますのでまず自然に抜ける事は有りません。
下屋根にある、はい樋です。
写真左側の樋が接続部が割れて庭先に落ちていました
瓦下から出ている銅線です。
これではい樋を縛り付けて固定していたのですが、切れています。
接続部をいったん取り付けてみて合わせます。
接続部にボンドを塗って合わせます。
瓦下の銅線を再利用します。
切れたとはいえ、銅線は強度高く柔らかいので樋を縛り付けるには最適です。
銅線をほどきます。
柔らかいので直ぐにほどけます。
長いビスに先程の銅線を縛り付けます
瓦下にビスを差し込みます。
瓦を少し持ち上げて差し込みますが、そんなにすんなり入りませんので、ハンマーで軽くたたき込みます
銅線で樋を縛り付けます。
あまりきつく縛り付けない事です。ゆるすぎるのもダメですが。
くるくる丸くまとめます。
固定完了です。
これで大丈夫、当面は安心です。下屋根ですし、そんなに難しい作業では有りません。これを見て是非自分でチャレンジするか、弊社に依頼して下さい。そんなに高額料金では有りません!ただ塩ビ製品ですので・・・・紫外線を浴びると柔らかい材質が固くなる事で衝撃が加わると割れてしまいます。部分交換もできますよ。
山下
住所: | 焼津市 |
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建築メーカー: | 工務店 |
備考: | 樋の補修 |