シャッターボックスの錆補修
2018年4月7日
焼津市のお客様のシャッターボックスの錆の補修を行いました。
鉄は年数が経過すると、どうしても錆が発生してしまいます。しかも、鉄の赤錆は膨張してしまう為、表面が膨らんでしまします。塗装後も、湿気が常に高い場所や、水分が多い場所は特に再発しやすいです。
今回、錆止めを変更して、部分補修にて行いました。補修前の状況はシャッターボックスの点検口の端に錆が出ています。
まずは、補修部分と周辺の養生を行います。
シャッターボックスにはマスキングテープにて補修しない箇所に傷や塗料が付着しないようにします。
また、床(今回ベランダです)にコロナマスカーにて錆や塗料が落ちても汚さないようにします。
膨らみの部分の錆を除去していきます。削りすぎると穴が開く可能性がある為、平面にて処理しました。
少し錆がありますが後で説明します。そして、処理が終わった後になります。
錆止めはこれを使用しました。
日本ペイントのハイポンサビスタです。
通常の錆止めとは違い、錆を化学反応にて中和させ錆の発生を防ぐ物となります。こちらを塗布します。
その後、上塗りを2回行います。
養生を外して、掃除を行い完了となります。
ハイポンサビスタは公共事業でも使用される錆止めとなります。錆を完全に除去できない箇所に施工する用途にて開発されました。本音を言えば、塗装時にハイポンサビスタを使用したいのですが、この錆止めは単価が高い為、なかなかお勧めできない点があります(普通の錆止めに比べると○倍近くの単価です)。もし、錆でお困りのようでしたら、この錆止めを奮発して使用頂ければと思います。
田中
住所: | 焼津市 |
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建築メーカー: | ダイワハウス |
建築年: | 1979年 |
備考: | 築39年 屋根:カラーベスト 外壁:サイディング |