駐車場の車止めを接着
2018年4月19日
取れてしまった車止めを再度取り付けしています。ここでポイントが・・・自分たちで直す事が有ると思いますが写真の様に全般に接着材を塗り込み両側に塗る様にお願いします。接着した時にハミでた所は撫でて見た目良くしましょう。
接着する前に泥やホコリを取り除きましょう。
ハイフレックスという接着材を塗っています。これが皮膜がついて土を固めるのです。
接着剤ナルシルバーを塗り込みます。
業務用では無く普通にホームセンターで売っています。
コテでまんべんなく塗り込みます。
接着剤だからといって、3箇所ぐらい点で取り付けたりする人がいますが大きな間違いです。確かに接着剤ですから点で付けても接着はします。ただ・・・車のチカラが加われば長持ちしません。
貼り付けする所にも養生テープを貼って塗り込みます。
このボンドは速乾ですが、強度がでるまでに7日間掛かります。すぐ固まるので・・・車を止めても大丈夫なんですが・・・皆様車止めに結構勢いよく当てますね・・・車止めってぶつける為に置いてあるんだっけ・・・そっと止めて下さいよ・・・みなさん・・・いくら強度が強いと言っても車のパワーには負けますからね・・・
貼り付け後、はみ出たボンドを整えます
貼り付け後7日間経過しています。
許容せん断力は、ブロック1本あたり21.67トン、2本で43.34トンです。
う~ん・・・わかりやすく言うと2トン車が4メートルの車庫入れで時速20kmで入ってきた時の衝撃が約20トンなので耐えれる計算です・・・
あくまでも計算ですよ・・・実際に試さないで下さいね・・・
試して耐えれ無くて事故起こしても責任負えませんからね・・・
こういう車輪止めって店舗の駐車場で良く見かけます。あくまで計算上は耐えれというのは、その時の1台がその衝撃には耐えれるという計算です。毎日入れ代わり立ち代わりで、長年にわたり衝撃を与え続けるという実験データは無いのです。
だって長年、衝撃を与えれば弱くなるに決まってるし・・・形ある物いずれは壊れる。この壊れた時に直し方が接着剤で点付けでやる場合が多いのです。
だって接着剤でくっつけるぐらいなら誰でも出来るし。お店の人が直したり、店の人が直せば接着剤の代金だけで済むし、あと意外と建設業者もやり方知らないので、接着剤でくっつけばそれで良しとする業者もいます。
あくまでも正しい施工をされた場合にこの強度がでるのです。
製造業者のカタログにもその様に施工する様に記載されています。そんなに難しい事では有りませぬので、是非皆様この様にやってみて下さい。面倒だという人は是非わが社に御依頼下さい!
山下
住所: | 焼津市 |
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建築メーカー: | - |
建築年: | - |
備考: | 駐車場の車止め |