カラーベスト屋根は塗装できない場合があります。
2024年4月9日
藤枝市・焼津市にある外壁塗装&水回り専門店のあんしんりふぉーむです。今回は1996年~2008年に新築された方で、屋根がカラーベストの方のお役に立つ内容です。
この条件に当てはまる場合に、塗装ができないカラーベスト屋根があるのをご存知でしょうか?
当時アスベスト使用に対しての規制があり、アスベストを含まない建材として1996年~2008年に作られたカラーベストは、割れやすい商品や素地が脆弱な場合がある事が分かっています。通常のカラーベストは10年経っても写真くらいの劣化です。
茶色く見えているのは、藻・コケ・カビ類です。汚れてはいますが、屋根材自体は割れや損傷はほとんどありません。しかし、1996年~2008年に作られたカラーベストの中には、10年くらいでこちらの写真のように、ミルフィーユ状に割れてしまうものがあります。
他にも、下の写真の様な割れが多数あるのも同年代に作られたカラーベストの特徴です。
この状態になったカラーベストは塗装をしても素地からの割れやはがれが発生しますので、カバー工法をお勧めいたします。
カバー工法は、写真の様に現在の屋根の上から防水シートを張ってから、金属の屋根を重ね葺きをしていく工法です。
自宅が対象のカラーベストかどうかを知る方法
自分の家の屋根材が何なのか分からない!と言う方も多いと思います。分からない場合は、建築確認済み証のファイルの中に必ず図面が入っていますので、仕様書で確認しましょう。屋根材の商品名の記載があるはずです。中には商品名まで書いていないこともありますので、塗装見積もり前の屋根の確認が必要です。
対象となるカラーベストの商品名
対象となるカラーベストの商品名はこちらです。
パミール
コロニアルNEO
レサス
屋根はあまり自分で見ることが出来ませんので、定期的な点検が難しいと思います。あんしんりふぉーむでは、塗装後の定期点検を行っていますので、外壁・屋根の気になる事があればご相談ください。